Classiques japonais avec furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lisez 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 820 caractères · 427 écrans
「やさし」は、恥かしいということで、「玉島のこの川上に家はあれど君を恥しみ顕さずありき」(巻五・八五四)にその例がある。この反歌も、長歌の方で、細かくいろいろと云ったから、概括的に締めくくったのだが、やはり貧乏人の言葉にして、その語気が出ているのでただの概念歌から脱却している。論語に、邦有レ道、貧且賤焉耻也とあり、魏文帝の詩に、願レ飛安ゾ得ンレ翼、欲レ済河無レ梁とあるのも参考となり、憶良の長歌の句などには支那の出典を見出し得るのである。
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慰むる心はなしに雲隠り鳴き往く鳥の哭のみし泣かゆ 〔巻五・八九八〕 山上憶良
山上憶良の、「老身重病経レ年辛苦、及思二児等一歌七首長一首短六首」の短歌である。長歌の方は、人間には老・病の苦しみがあり、長い病に苦しんで、一層死のうとおもうことがあるけれども、児等のことを思えば、そうも行かずに歎息しているというのである。
この短歌は、そういう風に老・病のために苦しんで、慰めん手段もなく、雲隠れに貌も見えず鳴いてゆく鳥の如く、ただ独りで忍び泣きしてばかりいる、というので、長歌の終に、「彼に此に思ひわづらひ、哭のみし泣かゆ」