Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lisez 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 820 caractères · 427 écrans

Aozora Bunko

○

山の辺にい行く猟夫は多かれど山にも野にもさを鹿鳴くも 〔巻十・二一四七〕 作者不詳

作者不明。野にも山にもしきりに牡鹿が鳴いている。山のべに行く猟師は随分多いのだが、というので、猟師は恐ろしいものだが、それでも妻恋しさにあんなに鳴いているという、哀憐のこころで詠んだもので、西洋的にいうと、恋の盲目とでもいうところであろうか。そのあわれが声調のうえに出ている点がよく、第三句で、「多かれど」と感慨を籠めている。結句の、「鳴くも」の如きは万葉に甚だ多い例だが、古今集以後、この「も」を段々嫌って少くなったが、こう簡潔につめていうから、感傷の厭味に陥らぬとも謂うことが出来る。この歌の近くに、「山辺には猟夫のねらひ恐けど牡鹿鳴くなり妻の眼を欲り」(巻十・二一四九)というのがあるが、この方は常識的に露骨で、まずいものである。

○

秋風の寒く吹くなべ吾が屋前の浅茅がもとに蟋蟀鳴くも 〔巻十・二一五八〕 作者不詳

「吹くなべ」は、吹くに連れてという意味なること、既に云った。この歌は既に選出した、「夕月夜心もしぬに白露のおくこの庭に蟋蟀鳴くも」