Classiques japonais avec furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lisez 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 820 caractères · 427 écrans
結句の「居らむ」は形は未来形だが、疑問があり詠歎に落着く語調である。この歌の真率であわれな点が私の心を牽いたので選んで置いた。単に民謡的に安易に歌い去っていない個的なところのある歌である。それから、「面形」云々という用語も注意すべきであるが、これは、「面形の忘れむ時は大野ろに棚引く雲を見つつ偲ばむ」(巻十四・三五二〇)という歌もあり、一しょにして味うことが出来る。
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あぢき無く何の枉言いま更に小童言する老人にして 〔巻十一・二五八二〕 作者不詳
枉言はマガコトと訓んでいたが、略解で狂言としてタハコトと訓んだ。一首は、何という愚な戯痴たことを俺は云ったものか、この老人が年甲斐もなく、今更小供等のような真似をして、というので、それでも、あの女が恋しくて堪えられないという意があるのである。これは女に対って恋情を打明けたのちに、老体を顧みた趣の歌だが、初句に、「あぢきなく」とあるから、遂げられない恋の苦痛が一番強く来ていることが分かる。これは老人の恋でまことに珍らしいものである。「あぢきなく」は「あづきなく」ともいい、「なかなかに黙もあらましをあぢきなく相見始めても吾は恋ふるか」