Classiques japonais avec furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lisez 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 820 caractères · 427 écrans
「海上潟」は下総に海上郡があり、即ち利根川の海に注ぐあたりであるが、この東歌で、「右一首、上総国の歌」とあるのは、古え上総にも海上郡があり、今市原郡に合併せられた、その海上であろう。そうすれば東京湾に臨んだ姉ヶ崎附近だろうとせられて居る。一首の意は、海上潟の沖にある洲のところに、船を泊めよう、今夜はもう更けてしまった、というのである。単純素朴で古風な民謡のにおいのする歌である。「船はとどめむ」はただの意嚮でなく感慨が籠っていてそこで一たび休止している。それから結句を二たび起して詠歎の助動詞で止めているから、下の句で二度休止がある。此歌は、伸々とした歌調で特有な東歌ぶりと似ないので、略解などでは、東国にいた京役人の作か、東国から出でて京に仕えた人の作ででもあろうかと疑っている。また巻七(一一七六)に、「夏麻引く海上潟の沖つ洲に鳥はすだけど君は音もせず」というのがあって、上の句は全く同一である。この巻七の歌も古い調子のものだから、どちらかが原歌で他は少し変化したものであろう。巻七の歌も「※(「覊」の「馬」に代えて「奇」、第4水準2-88-38)旅にて作れる」