Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lisez 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 820 caractères · 427 écrans

Aozora Bunko

(巻四・七五二)、「今のごと恋しく君が思ほえばいかにかもせむ為るすべのなさ」(巻十七・三九二八)等の例があるのみである。東歌の中でも私はこの歌を愛している。

○

伊香保ろのやさかの堰に立つ虹の顕ろまでもさ寝をさ寝てば 〔巻十四・三四一四〕 東歌

「やさかの堰」は八坂という処にあった河水を湛え止めた堰(いぜき・せき・つつみ)であろう。八坂は今の伊香保温泉の東南に水沢という処がある、其処だろうと云われている。一首の意は、伊香保の八坂の堰に虹があらわれた(序詞)どうせあらわれるまでは(人に知れるまでは)、お前と一しょにこうして寝ていたいものだ、というのであるが、これも「さ寝をさ寝てば」などと云っても、不潔を感ぜぬのみならず、河の井堰の上に立った虹の写象と共に、一種不思議な快いものを感ぜしめる。虹の歌は万葉集中此一首のみだからなお珍重すべきものである。虹は此歌では、努自と書いてあるが、能自、禰自、爾自等と変化した。古事記に、「うるはしとさ寝しさ寝てば苅薦の乱れば乱れさ寝しさ寝てば」という歌謡があり、この巻にも、「河上の根白高萱あやにあやにさ寝さ寝てこそ言に出にしか」