Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lisez 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 820 caractères · 427 écrans
大伴家持は、天平感宝元年五月十二日、越中国守の館で、「陸奥国より金を出せる詔書を賀ぐ歌一首并に短歌」を作った。長歌は百七句ばかりの長篇で、結構も言葉も骨折ったものであり、それに反歌三つあって、此は第三のものである。一首の意は、天皇(聖武)の御代は永遠に栄える瑞象としてこのたび東の陸奥の山から黄金が出た、というので、それを金の花が咲いたと云った。この短歌は余り細かく気を配らずに一息にいい、言葉の技法もまた順直だから荘重に響くのであって、賀歌としてすぐれた態をなしている。結句に「かも」とか「けり」とか「やも」とかが無く、ただ「咲く」と止めたのも此場合甚だ適切である。此等の力作をなすに当り、家持は知らず識らず人麿・赤人等先輩の作を学んで居る。
続紀には、天平二十一年二月、陸奥始めて黄金を貢いだことがあり、これは東大寺大仏造営のために役立ち、詔にも、開闢以来我国には黄金は無く、皆外国からの貢として得たもののみであったのに、朕が統治する陸奥の少田郡からはじめて黄金を得たのを、驚き悦び貴びたもう旨が宣せられてある。また長歌には、「大伴の遠つ神祖の、其の名をば大来目主と、負ひ持ちて仕へし官、海行かば水漬く屍、山ゆかば草むす屍、おほきみの辺にこそ死なめ、顧みはせじと言立て」