Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Lisez 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) de 岡本 綺堂 (おかもときどう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 179 458 caractères · 363 écrans

Aozora Bunko

家はもと貧しかったが、五人の子のうちで末子は姿も心もすぐれていて、この子が生まれてからは、その家がだんだんに都合がよくなって、百姓仕事も繁栄にむかい、家計もいよいよ豊かになったので、近所の者も不思議がっていた。

ある時、その家では末子に言いつけて、舟にたくさんの麦を積み込み、流れにさかのぼって州の市へ送らせると、その途中の河岸に険しい所があって、牽き舟は容易に通じない。よんどころなく江を突っ切って進んでゆくと、やがて岸に着いた時に、船の勢いを止めるにも止められず、あわやという間に突き当って、洲はくだけ、岸はくずれた。

その崩れた穴から数百万の銭が発見されたので、麦などはもうどうでもいい。麦はみな投げ捨てて、その銭を積んで帰った。

それによって、その家はますます富み、奉公人や馬などを持って、衣服も着飾るようになった。

「この子には福がある。長く村落に蟄しているよりも、城中の町に往復させて、世間のことを見習わせるがよかろう」

そこで、その末子が出てゆくと、途中で乗っている馬が進まなくなった。馬は地面を踏んだままで動かないのである。彼は僕を見かえって言った。