Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans
杢「姿形に惚れたのではない、唯た一つ娘の見込があります、只た一つ臍から二寸ばかり下に見所があるのサ」
久「へい、お嬢様は何処のお湯に入っしゃいます」
杢「なアに心にさ」
久「ハヽア成程、心は二寸ばかり下ですな、お嬢様本当でございますか」
と云われ、流石は処女気に真赤になりました。
久「あれは感心でございます、佐久間町の山口屋善右衞門の所に奉公をして白鼠と云われるくらいで、あれは変って居ります、それをお嬢様が見抜いて嫁に入らっしゃる、貴方が遣りたいと仰しゃる、彼の人も仕合せですな、宜しゅうございます、屹度お世話致しましょう」
杢「本当かえ」
久「どんな事がありましても屹度お世話をします」
杢「あゝ、そんなに煙管で青磁の火入を敲いては瑾がついていけないよ、そして其の煙管は私のじゃないか」
久「これは旦那様のお煙管で、とんだ粗忽をしました」
杢「おい何処へ駆出して行くんだ」
久「あゝ又間違えた、煙管の吸口を洗おうと思って私の口を洗った」
杢「何の事だ」
久「宜しい、屹度お世話申します」
杢「あゝ、まだ用があるよ、おい/\其方へ行っちゃアいけないよ、アラ垣根を跨いで出て行ってしまった、粗忽かしくって仕様がない」