Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいうちゅうえんせいたい

大宇宙遠征隊

海野 十三

Lisez 大宇宙遠征隊 (だいうちゅうえんせいたい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 53 967 caractères · 109 écrans

Aozora Bunko

艇員たちは、おどろくべき早さでもって、その丸太を組み立てていった。

三郎は、手つだうつもりであったが、むしろじゃまあつかいされた。彼はそれが不服であったが、どうも仕方がない。噴行艇の機械についての知識がないから、じゃまあつかいされても仕方がなかった。

三郎のほかにも、じゃまあつかいされて、ふくれている者があった。それは外でもない、彼と同じく給仕をしている木曾九万一少年であった。

この木曾少年と三郎とは、岩原のうえをぶらぶらあるいているうちに、ついに行きあった。お互いに妙な形をしているので、行き合っても、しばらくはお互いに、兜の硝子の中をのぞきこんでいたが、ようやくそれとわかって、二人は手をにぎりあった。それから、お互いの触角をふれあわせるのに手間どった。なれないこととて、急にはうまくいかない。

「かざ……三ぶ……うした」

などと、きれぎれに、木曾少年のこえがきこえる。

(風間三郎、おい、どうしたい)

といっているのだが、触角がさわったときだけしか、こえがきこえないので、そんな風にきれぎれになるのだった。

でも、ようやく二人の触角は、ぴったりふれあった。