Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きめんじょうのひみつ

奇面城の秘密/夜光人間

江戸川 乱歩

Lisez 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 150 254 caractères · 300 écrans

Aozora Bunko

あの恐ろしい首の下に、胴体がつながったのです。そして、その胴体も、うすきみわるく銀色に光っているのです。

怪物は、まっぱだかで、仁王だちになっていました。その全身が、後光のような光でおおわれているのです。

夜光怪人! まさに夜光の人間です。いったい、この怪人は、どうして、こんなに光るからだを持っているのでしょう。それに、あの恐ろしい、まんまるな、まっ赤にかがやく目、火を吹く口。こんな怪物が、地球上にあらわれたことが、いちどだってあったでしょうか。

少年たちは、あまりのふしぎさ、恐ろしさに立ちすくんだまま、夢でも見ているような気持ちでした。

「ワハハハハハ、ワハハハハハ……。」

銀色の怪物は、もえるような、まっ赤な口をあけて、森じゅうにひびく笑い声をたてました。

笑いながら、怪人の光るからだは、スウッと、地面をはなれて宙に浮きました。そして、ぐんぐん、上のほうへのぼっていくではありませんか。この夜光怪人は、飛行の術をこころえているのでしょうか。

黒ビロードの闇の中に、ピカピカと銀色に光る人間。それが空へ空へとのぼっていくのです。なんという、うつくしさでしょう。