Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
きめんじょうのひみつ
奇面城の秘密/夜光人間
江戸川 乱歩
Lisez 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 150 254 caractères · 300 écrans
魔法のたね
小林が警視庁の中村警部にしらせて、その手配をしたのだ。だから、きみがぼくをごまかして、逃げだそうとしたって、逃げられるはずはない。どこへでもいく、さあ、案内したまえ。」
「ふうん、よく手がまわったな。よろしい、おれも、いまさら逃げかくれはしない。じゃあ、こちらへきたまえ。」
にせ明智は、そういって、さきにたって、ドアの外へ出ていきました。廊下を一つまがった、おくまったところに、こぢんまりした、きれいな部屋があります。ふたりは、その中へはいって、むかいあって立ちました。
その部屋には、窓というものが、ひとつもありません。たったひとつのドアには、にせ明智が、中からかぎをかけました。ですから、その部屋は完全な密室になってしまったのです。
魔法のたね
「さあ、聞こう、きみがどこまで、おれの秘密を知っているか、話してみたまえ。」
にせ明智は立ちはだかったまま、あざけるように、いうのでした。
「夜光人間には、きみが化けることもあるし、きみの部下が化けることもある。夜光塗料をぬったビニールのシャツとズボンをはくのだ。顔や手には、じかに夜光塗料をぬる。目には赤ガラスのめがねをかけ、そのめがねに豆電球をつけて、まっ赤に光らせているのだろう。