Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

Lisez 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 212 130 caractères · 422 écrans

Aozora Bunko

」

「鉄道ホテルですか。ホウ、鉄道ホテルでね。」

明智は辻野氏の顔をじっと見つめながら、何か感心したようにつぶやきましたが、

「ええ、ぼくはちっともさしつかえありません。では、おともしましょう。」

それから、少しはなれたところに待っていた小林少年に近づいて、何か小声にささやいてから、

「小林君、ちょっとこの方とホテルへよることにしたからね、きみは荷物をタクシーにのせて、一足先に帰ってくれたまえ。」

と命じるのでした。

「ええ、では、ぼく、先へまいります。」

小林君は赤帽のあとを追って、かけだしていくのを見おくりますと、名探偵と辻野氏とは、肩をならべ、さもしたしげに話しあいながら、地下道をぬけて、東京駅の二階にある鉄道ホテルへのぼっていきました。

あらかじめ命じてあったものとみえ、ホテルの最上等の一室に、客を迎える用意ができていて、かっぷくのよいボーイ長が、うやうやしくひかえています。

ふたりがりっぱな織り物でおおわれた丸テーブルをはさんで、安楽イスに腰をおろしますと、待ちかまえていたように、べつのボーイが茶菓を運んできました。

「きみ、少し密談があるから、席をはずしてくれたまえ。