Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

Lisez 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 212 130 caractères · 422 écrans

Aozora Bunko

「明智君、今のぼくの立ち場というものを、ひとつ想像してみたまえ。きみは、ぼくをとらえようと思えば、いつだってできるのですぜ。ほら、そこのベルをおせばいいのだ。そしてボーイにおまわりさんを呼んでこいと命じさえすればいいのだ。ハハハ……、なんてすばらしい冒険だ。この気持、きみにわかりますか。命がけですよ。ぼくは今、何十メートルとも知れぬ絶壁の、とっぱなに立っているのですよ。」

二十面相はあくまで不敵です。そういいながら、目を細くして探偵の顔を見つめ、さもおかしそうに大声に笑いだすのでした。

「ハハハ……。」

明智小五郎も、負けない大笑いをしました。

「きみ、なにもそうビクビクすることはありゃしない。きみの正体を知りながら、ノコノコここまでやってきたぼくだもの、今、きみをとらえる気なんか少しもないのだよ。ぼくはただ、有名な二十面相君と、ちょっと話をしてみたかっただけさ。なあに、きみをとらえることなんか、急ぐことはありゃしない。博物館の襲撃まで、まだ九日間もあるじゃないか。まあ、ゆっくり、きみのむだ骨折りを拝見するつもりだよ。」

「ああ、さすがは名探偵だねえ。