Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

Lisez 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 212 130 caractères · 422 écrans

Aozora Bunko

少年探偵団

きみも新聞で読んでいるだろう。例の国立博物館のたくさんの宝物さ。ハハハ……。」

もう明智という大敵をのぞいてしまったのだから、それらの美術品は手に入れたも同然だとばかり、二十面相はさも心地よげに、カラカラとうち笑うのでした。

少年探偵団

翌朝になっても明智探偵が帰宅しないものですから、るす宅は大さわぎになりました。

探偵が同伴して出かけた、事件依頼者の婦人の住所がひかえてありましたので、そこをしらべますと、そんな婦人なんか住んでいないことがわかりました。さては二十面相のしわざであったかと、人々は、はじめてそこへ気がついたのです。

各新聞の夕刊は、「名探偵明智小五郎氏誘かいさる」という大見出しで、明智の写真をおおきく入れて、この椿事をデカデカと書きたて、ラジオもこれをくわしく報道しました。

「ああ、たのみに思うわれらの名探偵は、賊のとりこになった。博物館があぶない。」

一千万の都民は、わがことのようにくやしがり、そこでもここでも、人さえ集まれば、もう、この事件のうわさばかり、全都の空が、なんともいえない陰うつな、不安の黒雲におおわれたように、感じないではいられませんでした。