Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にっき
日記
宮本 百合子
Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 58 758 caractères · 118 écrans
二月十二日
アットクロベンノ〔かくさず率直に〕という言葉知って居るでしょう」「ああ。今よんだばかりだから」自分笑って、理由を云った。あとで、かえり際、Yに向って、彼女又同じ質問をす、自分傍に居るのに。味のないギスギスした女なり。
○夜、上張りに着かえたところへ、ノックして、女の人が入って来た。秋田さんの部屋はどこかという。多分、名刺に自分の写真をつけて居る女の人らし(エスペラントを話す電信局に働いて居る女、紫っぽい帽子から、黒いベールを下げて居る。唇を赤くして居る。しわがれた声、秋田さんのことを「オン、ウームヌイ」〔彼はかしこい〕と云った。)
〔欄外に〕
Yの眼鏡、出来たが、かけると心持わるい由、ロシアでは、インク、メガネ、スイトリ紙、写真の道具、化粧品までわるし。
○女の郵便配達夫八時間で七十五円、Y、今日は厭露病になった。ベコ! 少しきいて! と書いて居る上張りの袖を引っぱった。よしよしきいて上げましょう。
土曜日の鐘が鳴る。八時半
二月十二日(日曜)暖
よい日向なり。Yの風邪気、幸何ごともなし。床の中のフスタワイチェ、フスタワイチェ〔起きなさい、起きなさい〕繰返して居るのを、自分本気で云って居るかと思って目をさました。