Classiques japonais avec furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lisez 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 88 963 caractères · 176 écrans
四
逢わして遣って下さい」
と馬作はのべつに喋って居ります。山三郎は其の話を聞きながし、心ともなく今小兼の出て来た葮簀張の中を見ますると十八九の綺麗な娘、思わず驚きまして、
山「美しい娘だのう」
兼「旦那あれは私の旧の御主人様ですから、お願いで、何うぞ休んで沢山お茶代を置いてッて下さい」
と半治と二人を家の中へ突込む様にして、馬作を連れて出て往って仕舞いました。
山「能く慣れない事が出来ますね」
娘「はい誠に慣れませんで、お客様へ前後して間違っていけません」
といううち屏風の内でこん/\こん/\咳入りまして、今にも死ぬかと思う程に苦しく見える喘息で、娘はお客にも構わず飛んで往きまして、撫でたり胸を押えたり介抱する様子を、山三郎は見て居りましたが、孝心面に現われてなか/\浮気や外見でする介抱でございません。
山「成程此の介抱は容易に出来ない介抱だ、感心な娘だのう半治、客にも構わず夢中になって母親を一生懸命に看病するが、あれはなか/\出来るもので無い」
と頻りに感心して見て居りまする。
四
山三郎は娘の老母を看病する体を感心して見て居りましたが、咳も少し止った