Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Lisez 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 88 963 caractères · 176 écrans

Aozora Bunko

娘「貴方お茶をお上り遊ばせ」

と出すのを見ると元小兼の主方の娘で、本多長門守様の御家来岩瀬某と申し、二百石を頂戴した立派な所のお嬢様で何う零落てこんな葭簀張に渋茶を売って居るかと、小兼はじっと娘の顔を見詰めた切り、暫くは口もきけません。

兼「お嬢様まア何うなすった」

娘「兼や誠に面目次第も無い、お母様と私と一昨年からこんな業をして」

兼「ほんにまアねえ、私も御存じの母が亡くなりまして其の亡くなる前にも、何うぞして入らっしゃる所が知れ無いかと申して、何うか尋ねて御恩に成ったお礼を申してと、もう此方に斯うやって入らっしゃる事が知れゝば、及ばずながら疾うにお力にも成って上げましたものを、もう此方に入らっしゃるとは知りませんもんですから…本当にまア好く……馬作さん何だって勿体ない、お嬢様にお茶など戴いて好い気になって、彼方へお出でよう」

馬「だって茶店の姉さんに此方から茶を汲んで出す奴が有るものか」

兼「こりゃア私の御主人様だよう」

娘「お母様兼が参りましたよ、一寸お逢い遊ばせ」

破れた二枚屏風の中に年齢五十五六の老母、三年越し喘息に悩みこん/\咳をしながら、