Classiques japonais avec furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lisez 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 88 963 caractères · 176 écrans
、それからお嬢さんに話をすると、何かそれ貴方が後見になって妹に聟を取って此の家を相続させると仰しゃったのだが、其れじゃア私が済まない、矢張り兄さんを此の家の旦那にして私は他へ縁付きたいと云うので、処がね嬢さんが粥河様を見ると一寸好い男だもんだから岡惚をして、藤ちゃんはずうっと行きたいという念があるので、お母さんも遣りたいと云うので、詰り極って、今日大津の銚子屋で結納を取換せ」
山「もうお出掛けになったか、あゝ残念だ」
馬「旦那何も残念な事はありません、お蔭で私も一軒旦那場が殖えたので」
山「のべつに喋るなよ、着物を着替えるから早く出せ」
馬「着物をお着替なさい、だが箪笥は錠が下りて居ます、鍵はお母さんの巾着の中へ入れてありましたが彼の儘帯へんで一緒にずうとお出かけで」
山「困ったな、じゃア出刄庖丁を出せ」
馬「なんです」
山「なんでも、喋らずに出せ」
馬「だって疵だらけになりますぜ」
山「構わんから出せ」
と山三郎は癇癪紛れにガチ/\とやって着物や羽織を引出して、さっ/\と着換えて脇差をたが、見相が変って居りますから馬作は何だか解らん。
馬「旦那私は今日お結納のお取替せ、お目出度いので御祝儀頂戴と内々悦んで居たので」