Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans

Aozora Bunko

九

文治は突然(いきなり)おあさの髻(たぶさ)を取って二畳の座敷へ引摺り込み、此の口で不孝を哮(ほざ)いたか、と云いながら口を引裂(ひっさ)き肋骨(あばらぼね)を打折(ぶちお)り酷(ひど)い事をしました。暫(しばら)くすると障子を開け、顔色を変えて出て参り、老母の前に手をついて、

文「お母(っか)さま、あなたの禍(わざわい)は文治郎が只今断ちました、喜代之助殿お帰りがあったら、文治郎が参って御家内を手込みに殺しましたと左様お仰(っし)ゃって下さい、嘸(さぞ)貴方(あなた)は御残念でございましたろう、早く御全快になって些(ち)とお遊びに入っしゃい、左様なら」

と云って帰ったから、母親は驚いている処へ藤原喜代之助が帰って参り、右の次第を聞き、怒(おこ)ったの怒らないのと云うのではありません。予(かね)て文治と云う奴は、腕を突張(つッぱっ)て喧嘩の中や白刃(はくじん)の中へ飛込むと云う事は聞いて居(お)ったが、仮令(たとえ)何(ど)のような儀があっても人の女房を手ごめに殺すとは捨置きにならん、拙者も元は右京の家来、二百六十石を取った