Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans
十一
さて友之助が斯様(かよう)な酷(ひど)い目に逢うのは何(ど)う云う訳かと云うと、友之助はおむらに勧められて文治郎の近所にいるのは気詰りだから、他(た)へ越せ/\と云うので、銀座三丁目へ引越(ひきこ)したのは二月の二十一日でございます。店開きを致して僅(わず)か十日ばかり経(た)つ中(うち)に、友之助は店に坐って商いをして居ります。袋物店(ふくろものみせ)でございまして、間口は狭くも良い代物(しろもの)があります。おむらは台所廻り炊事(かしぎ)の業(わざ)などをいたして居ります。ふと通り掛った武士、黒羅紗(くろらしゃ)の山岡頭巾(やまおかずきん)を目深(まぶか)に冠(かぶ)り、どっしりとしたお羽織を着、金造(きんづく)りの大小で、紺足袋に雪駄(せった)を穿(は)き、今一人(いちにん)は黒の羽織に小袖を着て、お納戸献上(なんどけんじょう)の帯をしめて、余り性(しょう)は宜しくないと見えて、何か懐中へ物を入れて居(お)ると帯が皺くちゃになって、掛(かけ)は頂垂(うなだ)れて、雪駄穿(せったばき)と云うと体(てい)は良いが、日勤草履(にっきんぞうり)で金(かね)が取れ、鼠の小倉(こくら)の鼻緒が切れて、雪駄の間から経木(きょうぎ)などが出る