Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
おどるちへいせん
踊る地平線(上)
谷 譲次
Lisez 踊る地平線(上) (おどるちへいせん) de 谷 譲次 (たにじょうじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 168 926 caractères · 332 écrans
気の毒だが、敵ながら天晴れとは言えないのだ。私から見ると、この場合、日本のその陶工のほうが一枚も二枚も役者がうえである。一境地に達している。この話をそのままに取っても、この勝負、あきらかにかれの勝ちだ。下宿の食卓で同席のいぎりす人からこの笑話を聞いたとき、私はいみじくもなせるものかなと大いにうれしく思った。が、私は黙っていた。いくら論じたって彼らには金輪際わかりっこないことを知っているからだ――私は紳士的微笑とともにしずかに麺麭をむしりながら話題を転じただけだった。
日本と言えば――。
たいがい英吉利人が――それもかなり知識階級の人でさえ――日本に関してじつに何も知らない。いや、知ろうとしない――いぎりすの可哀そうな自己満足がここにもあらわれて――事実には、じつに驚かされる場合が多い。だから私たちは、いつ何どきどんな奇問を浴びせられても動じないだけの用心をつねに必要とする。ちょっと親しくなるが早いか、すぐこうだ。
『日本の家はいまでも紙で出来ていますか。』
『梯子段も紙製ですか。いつも不思議に思うんですけれど、どうして紙の階段で昇ったり降りたり出来るんでしょう。