Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しもばしら
霜柱
山本 周五郎
Lisez 霜柱 (しもばしら) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 14 328 caractères · 29 écrans
のも腫れ物に触るようなあんべえ式だ、そんなこって子供が満足に育つかってんだ」
男は指で佃煮を摘み、口へ放り込んで噛みながら、徳利へ口を当てて飲んだ。
「ごらんの如く」と男は片手で胸を押えた、「おらあこんな人間になった、牢屋のめしこそ食わねえが、ぬすっと同様なこともし、女を売りとばしたことも五たびや六たびじゃあねえ、大阪では賭場のでいりで、人を二人あやめたことさえあるんだ」そして急に声をひそめ、喜兵衛の顔を覗きながら云った、「おめえ、人をあやめるってことを、知ってるか」
「自慢されたのは初めてだ」と喜兵衛が云った、「もう要件を持ち出してもいいだろう」
「金五十両」と男が云った、「あさっての朝までに都合してもらおう」
「どういう理由だ」
「この屋敷と和泉の娘の代銀だ」と男は云った、「おれはこの城下へ半月めえに帰ったが、ここでもまたまちげえをやらかしてふけなきゃあならねえ、町にもいどころがねえから、鶴来の社に隠れてるような始末だ、あさっての朝までに金五十両、それでおめえも厄介ばらいができる、安いもんだぜ」
「草鞋代として小粒一枚、それ以上は鐚一文もいやだ」
「小粒一枚、と、一分か」