Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lisez 食道楽 (くいどうらく) de 村井 弦斎 (むらいげんさい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 160 757 caractères · 321 écrans
第三十五 疑問
政治界でも実業界でも何の仕事でも誠実な人を貴ぶようになるが殊に文学界では誠実な精神の籠ったものでなければ人が決して読まんという事になる。我々の責任としても社会の文明をその程度までに進めなければならん。未来の事を想像したら大原君の如きは最も有望の人物だ。今あの人を失っては後に至って君も後悔する事が出来るだろう。よくよく僕の言葉を考えてこの相談を極めてくれ給え」と頻に勧告して帰り去りぬ。主人は跡にて黙考する事久し。物思わし気に側へ進みたるお登和嬢が「モシ兄さん」
○支那にては五味を配合する中にも春は酸味を主として夏は苦味を交え、秋は辛味を加え、冬は鹹味を多くす。甘味は四時通用なり。これも自ら学理に適いたる養生法というべし。春は逆上の気ある故に酸味を以て引下げるなり。夏は胃の働き弱る故に苦味を用い、秋は気の鬱ぐ時故辛味にて刺撃し、冬は体温を保つために塩分を要す。
第三十五 疑問
狭き家とてお登和嬢は小山の談話を尽く聞きたるなり「モシ兄さん」と呼かけたる一語は如何なる心の先駆なるか。大原を嫌いて嫁入の事を拒まんとするか、それとも小山の説明に大原の真価を悟りて自ら心の進みけるかと兄の中川は妹の心を測り兼ねて重くるしく「ハイ、何だえ」