Classiques japonais avec furigana
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がいこつとうのだいぼうけん
骸骨島の大冒険
山本 周五郎
Lisez 骸骨島の大冒険 (がいこつとうのだいぼうけん) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 16 922 caractères · 35 écrans
「僕が飛行艇で墜落した時、海狼に巻かれて、一時間に三十里の余も遠く押流された、そこで此地図の赤い線を調べて見ると、丁度それが海狼の流れる道筋に当たっている。是はきっと悪漢共が海狼の潮流を利用して、海中に骸骨島と称する島を造り、そこに仕掛をして隠れているに違いないと思ったのです。やつらは、C・C・D潜水艦の試運転の時、この海狼の猛烈な流れの力と、骸骨島に仕掛けた機械の力とで、潜水艦を骸骨島へ引よせて隠してしまったのです。それからメトラス博士と云うのは、あのヤンセン牧師と同じ、××国から廻されて来た軍事探偵で、常に要塞地帯の写真などを撮らせていたのですが、それらは凡べて今度抑えてしまいました。さて僕は一人の親友を皆様に紹介させて頂きます」そう云って龍介は、傍にいる壮太を起たせた「是は僕の為に、いつも身命を賭して尽してくれる友、拳骨壮太君です。今度の事件でも第一の功労者です※(感嘆符二つ、1-8-75)」
拳骨壮太は顔をあげて、ぴょこんと下手なおじぎをしながら、どもりどもり云った。
「えー、えーと、僕の、私の親分は春田龍介さんで、私は私は拳骨壮太でやす、矢でも鉄砲でも恐れません、えへん」