Classiques japonais avec furigana
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がいこつとうのだいぼうけん
骸骨島の大冒険
山本 周五郎
Lisez 骸骨島の大冒険 (がいこつとうのだいぼうけん) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 16 922 caractères · 35 écrans
事件解決
「うーん!」と呻ってよろめく奴を、躍りかかった龍介。倒しもおかず続けざまに拳骨で突きのめした。
「ひどいなア坊っちゃん!」向うで壮太が声をかけた「それじゃ拳骨壮太のお株を横取りするようなもんですぜ※(感嘆符二つ、1-8-75)」
かくて混血児チャアリイ、メトラス博士の二人は、濡雑巾のように打倒されてしまった。
事件解決
骸骨島の一味はその時、もう駆逐艦に捕らえられていた。
勿論文子と春田博士は無事に救い出されていた。
そこへC・C・D潜水艦を取戻し、メトラスとチャアリイを捕縛して龍介と壮太が帰って来たので、一同は歓呼の声をあげて、横須賀へ帰航の途についた。
皆が今しも三崎を廻ろうとしていた時、地軸も砕けるかと思う大音響がしたので、ふりかえって見ると、骸骨島のあった場所は濛々たる水煙に蔽われていた。
「骸骨島は三百貫の火薬で粉砕された。もうあの恐ろしい海狼はなくなったのだ!」龍介は駆逐艦の上から、感慨ふかい調子でそう云った。皆もひとしく、涙ぐましい気持で消えやらぬ水煙を見やっていた。
「さて、どうして僕が骸骨島の所在を知ったかと云うことですね!」と数日後、海軍の将官達や、大学の科学者の開いた、祝宴の席上で、龍介は話した。