Classiques japonais avec furigana
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おつきさまと ぞう
お月さまと ぞう
小川 未明
Lisez お月さまと ぞう (おつきさまと ぞう) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N4. Touchez un mot pour le sens.
N4 · débutant · kanji et kana modernes · 645 caractères · 2 écrans
正ちゃんと よし子さんが、ごもんの ところへ たらいを だして、水を いれると、まんまるな 月の かおが うつって、にこにこと わらいました。
「さあ、わたしを よく みて ください。」
と、月が いいました。
「大きな お月さまね。」
と、よし子さんが よろこびました。
「あの くろいのが うさぎかしらん。」
と、正ちゃんが あたまを かしげました。
「ほんとうの うさぎ?」
と、よし子さんが ききました。
「ああ、ぼうえんきょうが あると、よく わかるのだよ。」
正ちゃんは あおむいて、お月さまを ながめました。
「わたし、くびが いたく なるから、おたらいのを みましょうよ。」
この とき、あちらが がやがやしました。
「ごらん、ぞうが きた。」
と、正ちゃんが びっくりしました。
大きな ぞうが、おうらいを あるいて きました。サーカスが、どこかへ いくのです。
ちかちか ひかる、青い きものを きた おねえさんと、くろい ズボンを はいた 男が、むちを もって、ついて きます。
「こわいわ。」
と、よし子さんは おうちへ はいろうと しました。
「ぞうは おりこうだから こわく ないよ。