Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
だだらだんべえ
だだら団兵衛
山本 周五郎
Lisez だだら団兵衛 (だだらだんべえ) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 12 271 caractères · 25 écrans
「これは怪しからぬ、たった今貴殿は二百石は高禄でない、目薬にも足らぬと云われたではないか、仕官いたさぬ者が、何の必要あって石高の多寡を論ぜられたか。二百石は安いと云われるのを、しかし武士は己を知る者のために死す、しばらく御辛棒と拙者が申上げた、武士と武士がこれほどはっきりと申交したことを、よもや貴殿取消しはなさるまいが?」
「うーむ」
呻ったが間に合わぬ。云い返そうと思うけれど吃る癖が出たから、それが邪魔をして反対に云いくるめられるのは必定、歯噛をした団兵衛、
「かかか勝手にめされい、しし知らぬ!」
と云って入ってしまった。
明る日になると、新規御召出の祝儀に! と云って知友のほうから祝品が次から次と持込まれる、断るに断りきれず受取っておくと、四五日して城中からお召がきた。
「今日こそきっぱり片をつけよう!」
決心して出ると、顔を見るなり光政が、
「団兵衛か、仕官致すおもむきたしかに南部八郎太より聞いた、出精頼むぞ!」
と云うより早く、すっと立って奥へ入ってしまった。どうすることもできない、このうえにたって御免と云えば、こんどは南部八郎太の名を蹂躙ることになるから、