Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lisez 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 290 735 caractères · 566 écrans

Aozora Bunko

阿那律すなわち入りて結跏趺坐し、繋念して前に在り。寡婦衆人の眠れる後に語りて言う、大徳我の相邀える所以の意を知れるや不やと。答えて言う、姉妹よ汝が意は正に福徳に在るべしと。寡婦言う、本とこれを以てにあらずと、すなわち具さに情を以て告ぐ。阿那律言う、姉妹よ我等はまさにこの悪業を作すべからず、世尊の制法もまた聴さざる所なりと。寡婦言う、我はこれ族姓にして年は盛りの時に在り、礼儀備さに挙がりて財宝多饒なり。大徳の為に給事せんと欲す。まさに願うべき所、垂とぞして納められよと。阿那律これに答えること初めの如し。寡婦またこれなる念いを作す。男子の惑う所は惟だ色に在り。我まさに形を露にしてその前に立つべしと。すなわち便ちに衣を脱して前に立ちて笑う。阿那律すなわち閉目正坐し、赤骨観を作す。寡婦またこれなる念いをなす。我かくの如しといえども、彼猶お未だ降らずと。すなわち牀に上りこれと与に共に坐さんと欲す。是において阿那律踊りて虚空に昇る。寡婦すなわち大いに羞恥し、慚愧の心を生じ疾く還りて衣を著し、合掌して過ちを悔い、云々。阿那律妙法を説き、寡婦聞き已りて塵を遠ざけ垢を離れて、法眼の浄なるを得たり〉。