Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lisez 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 290 735 caractères · 566 écrans

Aozora Bunko

昔仏その従弟調達が阿闍世王より日々五百釜の供養を受け、全盛するを見、諸比丘を戒めた偈に、芭蕉は実って死し、竹も蘆も実って死し、騾は孕んで死し、士は貧を以て自ら喪うと言った。注に騾もし姙めば、母子ともに死すとある(『大明三蔵法数』一九)。『爾雅翼』に、騾の股に瑣骨ありて離れ開かず、故に子を産む能わず。『史記』の注に、※(「馬+夬」、第4水準2-92-81)※(「馬+是」、第4水準2-92-94)は、その母の腹を刳いて生まる。『敬斎古今※』三に、騾は必ずしも驢種馬子でなく、自ら騾の一種があるので、生まるる時必ず母の腹を剖かねばならぬとあるなど、騾の牝が子を産まぬについて、種々虚構した説だ。

『人類学雑誌』に、パプア人やヤミ蕃人が、以前出産の際母の腹を剖いて子を取り出したが、後に他所の女の山羊が、腹を剖かずに安全するを見て、その法を廃したと見えた。遥か昔、北狄間にもそんな風があった痕跡として、騾の腹を剖いて子を取ると言ったのでないか。『池北偶談』二六に、〈釈典に三必死あり、いわく人の老病、竹の結実、騾の懐胎、しかるに康熙某年、旗下人の家に、騾ありて子を生みついに恙なし〉。