Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lisez 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 251 906 caractères · 495 écrans

Aozora Bunko

七に鶏は申の時(午後四時)に夕を告げて塒に籠るが故に、夕告鳥というにや云々。『敏行歌集』に「逢坂のゆふつけになく鳥の名は聞きとがめてぞ行き過ぎにける」、鳥も夕を告げて暮に向う頃なるに関守は聞き咎めもせず関の戸も閉ざさざれば人も行き過ぎぬとなり。集外三十六歌仙里見玄陳歌にも「遠方に夕告鳥の音すなり、いざその方に宿りとらまし」とあって、拙宅の鶏に午後四時に定まって鳴くのがある。今一説はユウツケを木綿付と釈くので、仲実の『綺語抄』下にゆうつけ鳥、公の御禊えに鶏にゆうを付けて逢坂に放つなりとある。鶏をはたた鳥ともいう(『円珠庵雑記』)は、虫にはたはたあるごとく、翼を叩いて出す音に因ったのだ。『万葉』七に「にはつとりかけのたりをのみたれ尾の、長き心も思はさるかも」。ニワツトリまたニワトリは庭に飼うからの名だ。その他ヤコエノトリ、ネザメドリ、アケツゲドリ、ナガナキドリ、トコヨノトリと種々に異名ある(『重訂本草啓蒙』四四)。「神代巻」や『古事記』に、天照大神岩戸籠りの時、八百万の神、常世の長鳴鳥を聚め互いに長鳴せしめたと見ゆ。本居宣長曰く、常世の長鳴鳥とは鶏をいう。