Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans

Aozora Bunko

所へ、あなたが手附をお出しになった時見た金は、七八十両はあると思います、誠に押付けたお願いですが、屹度御返却申しますから、来年の三月まで五十金拝借はなりますまいか」

と云われて角右衞門は驚きまして、そっと懐へ手を入れ胴巻を押えながら、

角「なに五十両貸してくれと、己は数坂越を幾度もするが、汝エような盗賊がいるから旅人が難渋するのだ、さア名主へ連れて往くから来い」

宇「盗賊なんのと云うものではございません、名前までお明し申す程でございますから、お得心下されば、これから主人の所へまいりまして、両人で連印の上拝借します、どうも主人を世に出さなければ済みません、神かけて御損は掛けませんから、何卒来年の三月までお貸し下さい、印形を押して証文を入れますから、なア申し」

角「馬鹿野郎、五十両という大金を汝がような始めて逢った奴に誰が貸す、主人のためだの忠義だなんと云やアがって、己が金へ目を附ける盗賊め、さア名主へ来い、往かねえか」

と拳を固めて右内の横面を打ったから、顔から火の出るようだが、

右「ア痛た/\、御尤もでございますが、明かして願うのですから、私の身体は主人のためなら十や廿打たれましても厭いません、主人は立派な侍で、あんな所へ置く