Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans

Aozora Bunko

訳のものではない、それにお尋ねの風聞も大抵抜けた様子だから故郷忘じ難しの譬で、二人一緒で江戸へ往き、どんな暮しでもしようじゃないか、懐に金も有ることだからと、これから二人連立って十一月の五日に其処を出立しましたが、此の日は少々空模様が悪いのを抜け出し、中の条より村上村に出、男子山の根方を通り、男子村と申す恐ろしい六里余の道を越し、横堀という処へ登って来ると、雪がチラリ/\降り出しました。南の方には赤城山が一面に見え、後は男子山、子持山、北にあたって草津から四万の筆山、吾妻山から一面に榛名山へ続いて見える山又山の難所で、下は削りなせる谷にして、吾妻川の流も冬の中頃ゆえ水は涸れて居りますが、名に負う急流、岩に当って打落す水音高くごう/\と物凄き有様でございます。

丹「困った物が降出して来たなア」

かめ「申し旦那、いけませんねえ、是から北牧まで何程有りますかえ」

丹「己も初めてゞ幾里あるか知らん、誠に困るな、幸いに此処に草履草鞋を吊してある家があるから、腰を掛け、桐油を羽織って往こう、それより外に仕方がない、アイ御免よ、お婆さん茶を一杯おくれ」