Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans
多「婚礼は何うか昼の午の刻に願えてい」
善「それは可笑しい、お大名の婚礼なら午の刻だが、計り炭屋の婚礼に昼は可笑しい、夜がいゝよ、夜がいゝよ」
多「どうかそれだけは昼にして下せえ、夜は出来ねえ」
善「何故夜は出来ない」
多「それでも夜すると商いが出来ねえ」
善「商売は一日ぐらい休んでも宜いじゃアないか」
多「それは私ア構わねえが、方々の内儀さん達が待って居るから、朝は商売に出なければなんねえ、又夜は家で商いをするから、遠くから内儀さんが前掛の下へ味噌漉を入れて買いに来るのに、今日は家が婚礼だからと云って断ると冗足をするべいじゃねえ、炭がなければ此の寒いのに木片を焚いてブウ/\云ってあたるくらいで、大勢の人に寒い思いをさせなければなんねえから、朝商いをして夜商いをして、それから寐せえすればよかんべい」
善「そりゃア寝るのは宜いが、成程人の難儀になるのだから其の方が宜かろう、それじゃア上下を着るかね」
多「どうして/\」
善「先方が藤野屋杢左衞門だから婿も上下ぐらいは着なくっちゃアなるまい」
多「なアに私ア此の筒袖で宜うがんす」
善「どうか身の出世だから袴羽織でやって呉れ」