Classiques japonais avec furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans
と悪者三人相談して、勾引したおえいを脊負いまして、此処を逐電致しましたが、悪事というものは遁れ難いもので、再び追手に掛りますというお話になります。此方は鹽原角右衞門夫婦、其の夜は大宮宿の栗原と申す旅籠屋に泊り、翌七日江戸に着し、本郷春木町に参りまして、岸田宇之助方を尋ね、妹おかめに逢い、右内が変死の事と、其の事より沼田の百姓角右衞門に五十両貰い受け、支度をして帰府致した事を知らせようと右内の家を捜しますと、近辺の者の申すには、おかめは宇之助さんが帰らないから世帯をしまい、此の月の三日に子供を連れて旅立したと聞いて鹽原夫婦は残念に思いましたが、返らぬ事故、直に筋違橋内戸田能登守の家来野澤源作と申す者は、妻お清が従弟どちなれば、是を便り戸田侯へ奉公ずみ致し、新地五十石にて馬※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)り組に召抱えられましたが、翌寛延二己巳の四月、御主人は野州宇都宮より肥前の島原へ国替仰付けられ、鹽原も戸田侯の御供を致しまして国詰の身と相成りましたから、とんと沼田下新田の角右衞門方へ音信は打絶えましたが、再び実子多助にり逢います