Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ようかいげんだん

妖怪玄談

井上 円了

Lisez 妖怪玄談 (ようかいげんだん) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 29 869 caractères · 59 écrans

Aozora Bunko

第二九節

ここにおいて不覚作用起こる。すなわち、この作用は意向によりて生ずるところの不覚なり。

脳中の心力の図

第二九節

つぎに、疲労または眠息によりて不覚の起こるゆえんを考うるに、すべて活動物は一定の時間活動を営めば、必ず疲労するの規則を有す。身体を役すれば身体の上に疲労をきたし、心性を用うれば心性の上に疲労をきたすものなり。しかして、ひとたび疲労すれば、必ず一定の時間休息を取らざるべからず。ここにおいて眠息起こる。今、この疲労と眠息の間に起こる不覚作用を論ずるに、神経の全部疲労したるときは、その有するところの識覚力大いに衰うるをもって、たとい身体の一部分においていかなる作用を営むことあるも、自ら識覚せざることあり。また、神経の一部分疲労したるときは、他の部分は識覚するも、その部分は不覚となることあり。もし、その神経いったいに疲労して眠息を取るに至れば、全身の事情を識覚せざるは熟眠のときを見て知るべし。しかるに睡眠中といえども、往々夢を結びて種々の思想を起こし、あるいは夢中にありて種々工夫思慮して、新発明をなしたるの例少なからず。これ、いかなる理によるかをたずぬるに、睡眠中といえども、大脳中の一部分休息して、他の部分の識覚することあり。