Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

Lisez 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 212 130 caractères · 422 écrans

Aozora Bunko

「あのね、小林さんはね、緑ちゃんを変装させなさいというのですよ。」

「え、なんだって、こんな小さい子どもにかい?」

おとうさまも、思わずささやき声になっておたずねになりました。

「ええ、こうなんですよ。小林さんがいうのにはね、どこかに緑ちゃんのよくなついているおばさんか何かがないかっていうんです。でも、ぼく、そういうおばさんなら、品川区にひとりあるって言ったんです。ほら、緑ちゃんの大すきな野村のおばさんね。ぼく、あの人のことを言ったんですよ。

すると、小林さんは、それじゃ、緑ちゃんをコッソリそのおばさんちへつれていって、しばらくあずかってもらったほうがいいっていうんです。ね、そうすれば、あいつは、この家ばかりねらっていて、むだ骨折りをするわけでしょう。

でも、つれていくときに見つかる心配があるから、そこに手だてがいるんだっていうんですよ。それはね、まず小林さんが、近所の五つくらいの男の子を、男の子ですよ、それをつれて、ぼくんちへ遊びに来るんです。そしてね、こっそり緑ちゃんにその子の服を着せちゃって、そして、小林さんは帰りには、男の子に変装した緑ちゃんをつれて、なにくわぬ顔で家を出るんです。