Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
Lisez 新書太閤記 (しんしょたいこうき) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 200 903 caractères · 400 écrans
「さればです。人伝てに聞きますと、山上は依然、荒涼として廃墟のままだそうですが、その後、横川の和尚亮信や、宝幢院の詮舜や、止観院の全宗や、また正覚院の豪盛とか、日吉の禰宜行丸などの硯学たちが、諸方に散亡していた山徒をよびあつめ、あらゆる手段を尽して、山門復興の運動をしておるようでございます」
「信長公のおられるうちは、まずその実現はむずかしかろうな」
「――と、彼らも知って、多くの力を、堂上の諸卿に向け、主上より綸旨をもって信長に諭し給わらんものと、だいぶ烈しい運動を試みたらしゅうございますが、それも勅許になる見込みなく、近頃ではもっぱらただ民力にありとなして、諸国を勧進し、諸家の門をたたき、山王七社の仮殿の建立をなしつつあるとか聞き及んでおりまする」
「では。……先日から再三、お許に使いをよこしておる横川の和尚の用向きも、何かそれについての嘆願じゃの」
「いえ」
光春は急に眸をあらためて、光秀の面をしずかに見つめた。
「実は、お耳に入れるまでもない儀と、この左馬介が独断で刎ねつけておりましたが――そうお訊ねをうけましては、つつみ立てしておるも如何。あらためて申しあげてしまいます。