Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 40 778 caractères · 82 écrans

Aozora Bunko

雨脚はしげく、風をさそって大夕立烟り、ざっざっと降りしきる雨のうちに、一本、立木が寂しい。セキとして人なしの感。

それから靄になり雲になり、やがて龍巻となって天上する。最後に、ひきしまった力の律動的な筆でなかなかよい。龍をはらんだ雲が定り通り巻きくるまって右にある。左に、さっと一抹の淡墨が、ひどく気魄にとんで居る。あの一はけがなかったら、さぞ物足りないだらけたものであったろう。ああ云う大切な、一筆は、前もって考えられて居たか、右の巻雲を、濃く重く濛々と描いたなごりの力が、さっと一筆彼の処をかすったか。その間の芸術心のリズムが私には同感され、或刺戟を受けた。

北野恒富の女性、淡い白と銀のトーンで唇もさびた紅で現わされて居る。彼はそれで、そのゴーストリーな美でよいとしても、他の後進、人物と云うと、皆、その色調を模倣し、もっと下らないものにして居ること、あわれなり。

龍子    覇気満々。新機軸を出さんとして、美的感興の欠乏を露出す、と云いたい。

賭博者 龍子だからこそならべてくれるのではないか。

盗心 ルドンのように行こうとして行きそこね。