Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あすはてんきになれ
明日は天気になれ
Lisez 明日は天気になれ (あすはてんきになれ) de Sakaguchi Ango (坂口 安吾) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 114 679 caractères · 228 écrans
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「この町に殺人鬼が現れて――たとえばアンゴという怖るべき殺人鬼が現れて、山ツツジで人を殺したら、この町の医者には死因が分らないな。よーし、次から次へと殺してやるぞオ」
「おどかすのは止しなさいよ。アナタは目ツキが変だから、心配するよ」
ところが人生はよくできてるもので、私が山ツツジの毒の所在について転々ハンモンしているところへ図書館長が文化会の用件で現れた。
この老いたる館長は非常な篤学者ときいていたから、私はきいた。
「赤城山のツツジは山ツツジだそうですね」
「左様です。赤城のほかに富士山なぞにもこの種のツツジがあります」
「山ツツジには毒があるそうですが」
「ございます。むかし赤城には放牧しておったのですが、牛馬も知っておると見えまして、ツツジはよけて食べ残しましたので、あのように面白い形にツツジの群が残ったのかも知れません」
「どこに毒があるのですか」
「花にも、葉にもございます。毒と申しましても、腹痛を起す程度で、よほど多量に食べなければ生命に別条ないと思いますが」
これによって、殺人鬼の件もオジャンになった。実はその毒性次第では「ツツジ殺人事件」という探偵小説を書いて一モウケしてやろうともくろんでいたのである。