Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めいあんよめもんどう
明暗嫁問答
山本 周五郎
Lisez 明暗嫁問答 (めいあんよめもんどう) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 20 984 caractères · 43 écrans
一年間
勘太夫まごついて脇を向いたが、がまんできなくなったとみえて、「直二郎、こっちへまいれ」といい、そのままさっさと築山のほうへ去った。
直二郎は女へにこっと笑ってみせ、「向うに茶室が見えるだろう、あそこへいって待っておいで、なに心配することはない、すぐ来るよ」そう云って伯父のあとを追っていった。
一年間
甥が来るといきなり、勘太夫は国老に似合わない下品な言葉を口にした。老人の名誉のためにいいたくないが、それは「このやろう」とか「ならず者」とかいった風なものだった。それから「いっぱい食わせた」の「わしをひっかけた」の「ぺてん」だのという、士君子の顰蹙すべき言も並べたてた。之を要するに、老人は怒っていたのである。
「あれは女ではないか、このふとどき者め」
「さようでございます、たしかに女でございます、私は女でないとは決して申しません」
「女でないとは云わぬが、どことなく女でないような口ぶりだったぞ、その者はとか、ひとりの人間をとか、人物だとか、それはむろん女をその者と申すこともある、女も人間には違いない、だが世間一般に女ならあの女とか一人の娘とか申すだろう、たとえば困っている