Classiques japonais avec furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lisez 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 88 963 caractères · 176 écrans
のです、その代り今度お兄いさんのお見立になるお聟さんはね、是は大した者がありましょう、彼よりは好いと云うんだから何んなに好いか知れません、粥河さんはね、あれで好い様に見えても一寸いけすかない処がありますからねえ、いやにこう色は白いようだが何だか煉瓦の裏通りと云うような処がありますからねえ」
山「まア宜い、何ぞで一盃遣りましょう」
と酒を取寄せ話をして居る中に灯火を点けます時分になると、大津の銚子屋から手紙で、小さな文箱の中に石井山三郎様粥河圖書という手紙が届きました。
馬「旦那お手紙で」
山「何処から」
馬「銚子屋からで、粥河様でしょう」
山「使の者は待って居るのか」
馬「へい待って居ります」
山「なんだ」
馬「何だって粥河さんは余程藤ちゃんに惚れてるんで、先刻彼の位に云われて見れば、大概の者は腹ア立って、なに彼ばかりが女じゃアねえ、他から貰うと云うのだが、それを又謝り口状を云って遣すなんざア惚れてるてえものは妙なもんでねえ」
此方の山三郎は封押切って手紙を読みかけると、
馬「旦那、なんと書いてありますか心配で、どうか一寸」
山「なんでも宜いよ」