Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Lisez 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 88 963 caractères · 176 écrans

Aozora Bunko

事を、私ももう何です、有難い事に皆様が贔屓にして下すって、明日ももうお約束でいけませんが、明後日は屹度此方へお尋ね申します、お力に成るという訳にも参りますまいが、母の遺言もございますし、何うぞ気を落さずに気を確りとなすって居て下さいまし、これは誠に少しばかりですが」

と合切袋から小粒を二つばかり出しまして、

兼「これはほんの私の心ばかり何うか何ぞ召上物でも」

母「そんな心配しないでも好い、私はお前に何ぞ上げようと思って居るに却って貰っては」

兼「いゝえほんの心ばかりで、生憎今日は持合せがなんですから又出直して参ります、本当に能くねえ斯んな所にお住いで」

馬「兼ちゃんお出掛に成りましたよ、行くよ」

兼「先へお出でよ、直に行くから」

名残り惜しいから何かぐず/\して「何れ又」と小兼は出掛けます。娘も見送りながら葭簀張を出ようとすると、川崎道から参りましたのは相州東浦賀の名主役石井山三郎で、連れて参った男は西浦賀の江戸屋半治、ちょっと競肌な男で、これは芳町の小兼と疾うより深い中で、今は其の叔父の銚子屋へ預けの身の上、互に逢いたいと一心に思って居るところ、