Classiques japonais avec furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lisez 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 88 963 caractères · 176 écrans
男が居る。其の次の間に、年齢十六七の娘が縛られ、猿轡をかけられて声も出す事が出来ませんで、唯涙をはら/\零して、島田髷を振りみだし、殊に憫れな姿でおります。傍に居る千島禮三が、つか/\粥河圖書の傍へ来て、
禮「大夫、何処へ行ってもどうも別にこれぞと云う大な仕事もなく、東海道金谷の寺で大妙寺と申すは法華宗の大寺で、これへ這入って金八百両取ったが、彼の寺にしては存外有りましたが、それから西浦賀の上成寺は平生有りそうに思って其の夜忍び込み、此の寺で二百両で、金は随分あるにもせよ肴がなくてはお淋しかろうと存じて、これは西浦賀の江戸屋と云う家へ縁付く話が定ったと云う、名主吉崎惣右衞門の娘おみわと云う評判もの、大夫の寝酒のお肴に連れて来たが、お蘭さんがお出になったと申すことだが、お蘭さんがお出になれば何んな者をお目にかけても迚も往かんから、この美人は禮三が□□□□るからお譲りを願います」
圖「それは勝手に致せ」
周「こう/\千島氏貴公は誠にうまいことを考えるが、東浦賀の吉崎の娘は君が知って居たのではなかろう、此の眞葛周玄が知って居て、道程からして、斯々いう