Classiques japonais avec furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lisez 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 88 963 caractères · 176 écrans
山「まア/\死ぬのは何時でも死なれるから、私も斯うやってお前を助けるからはいざお死なさいと刄物を渡す訳には人情として出来ん、何うでも死なんければならん死なんければ操が立たんと云う訳なら強って止める訳にもいかんが、私が一通り聴いて成程と思えば決して止めはしません、何しろ此処で話をして居ると死人を掘返したとでも云われては飛んだ罪を被せられ、人の眼に懸ると面倒だから私が連れて往く処へ厭でも往って下さい、何卒私の云うことを聞いて下さいよ」
とこれから元の如く棺桶の蓋をして、石室も元のようにして蝋燭の火を消して其処等をも片付けて、厭がるお蘭の手をとって、連れ立ち、鴨居の横を西に切れて東浦賀へ出まして、徳田屋と申す舟宿がありまして、これは旧来馴染の一番舟のでる家でござりますが、其処へ参ると、
舟宿「これは旦那お早く何方へ、昨日つりにお出なすったてえ」
山「あい、釣に往ったが訳があって脇へ廻ったのだが、大急ぎで舟を一艘仕立て、天神山まで行って呉んな」
舟宿「へい直ぐに、貴方が一人で」
山「急の用で一人連れがある…もし其処に立って居ては人の目に懸るから此方へ這入って」