Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かきのきのあるいえ

柿の木のある家

壺井 栄

Lisez 柿の木のある家 (かきのきのあるいえ) de 壺井 栄 (つぼいさかえ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 15 460 caractères · 32 écrans

Aozora Bunko

その上三太郎おばさんは洋一たちのおとうさんの妹なのでした。つまりお嫁さんをもらいっこをしたことになります。三太郎おじさんも洋一たちのおとうさんと同じように昔は船のりになるつもりで商船学校にまで入ったのだということですが、まだ学生のときに大病をして、それがもとで今はお百姓になったのだそうです。三太郎おじさんは子供がないので、フミエや洋一をわが子のようにかわいがり、なにかというとからかうのがくせでしたが、いくらからかわれても二人はおとうさんの次に三太郎おじさんをすきで、おかあさんの次に三太郎おばさんをすきなのでした。三太郎おばさんはいつとなく二人がつけたあだ名で、本当の名はツネ子といいました。おばさんも、おじさんと競争で二人をかわいがってくれました。三太郎おじさんの家にはみかん畠はもとより、桃畠、梨畠、ぶどう畠にいちぢく畠と、それから家のまわりには杏や栗の木などもありフミエや洋一はその木々のためにも三太郎おじさんをすきにならずにはいられないほどなのです。それなのに、なぜか柿の木だけは一本もありません。いかな一本もないのです。そのくせおじさんは柿が大好物で、まだよくうれない中から、早くもってこいとさいそくをしました。