Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

たなださいばんちょうのかいし

橘外男ワンダーランド 怪談・心霊篇

橘 外男

Lisez 橘外男ワンダーランド 怪談・心霊篇 (たなださいばんちょうのかいし) de 橘 外男 (たちばなそとお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 112 181 caractères · 219 écrans

Aozora Bunko

何月何日には見せしめのために、火焙りの刑を処すると、近郷近在に触れを回しました。そして大勢見物人たちの犇めいている中で……、

「高手小手に締められた坊さんの回りに、山ほど薪を積み上げて、生きながらの火焙りにしてしまったんだよ。薪から着物に火が燃え移って、ジリジリジリジリと身体の膏が燃え出す。七転八倒の苦しみをして、『己れ棚田大膳! 暴虐の限りを尽し、無実の罪を被せおって! 人に怨みがあるものかないものか! 見よ、見よ、ここ三代が間に汝の屋敷にぺんぺん草を生やしてくれん!』『ええ、喧しいやい、ソレ、もっと薪を焼べろ!』と到頭焼き殺してしまったんだよ」

幼い私は溜息をつきながら祖母を見上げていました。

「ところがどうだろう、人の一念というものは恐ろしいもんでね、その真っ黒に燃え切って、坊さんの身体がもういいだろうと薪を取り除けた途端、大膳めがけて二足三足歩き出したというんだよ。見物人が顔色変えてワァッと逃げ出す。歩き出したその坊さんの身体が、途端に何かに躓いて、バタッと倒れて……倒れると同時に、土煙を挙げて粉々の灰になってしまったんだよ。だからお祖母さんがいつでも言ってるだろう。