Classiques japonais avec furigana
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
Lisez 比較神話学 (ひかくしんわがく) de 高木 敏雄 (たかぎとしお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 177 624 caractères · 348 écrans
かくの如き者を称して、「民間地名学」と云う。
ハ、美和山或は三輪山と神河
山名の「三」は盖し御の義なり。唯之を数字として解釈せし結果、大物主ノ神の神婚神話の末節の構成の契機となりしのみ。次に引用せし二個条の中、はじめの者は、『古事記』崇神天皇の条に見え、後のものは、『万葉注釈』に出づ。
此意富多多泥古と謂人を、神の子と知る所以は、上にいえる活玉依毘売其容姿よかりき。是に神壮夫ありて、その形姿威儀時に比なきが、夜半の時に倏忽に来つ。故相感て共婚供住の間に、幾時もあらねば、其美人妊身ぬ。爾に父母其妊める事を怪みて、其女に汝は自ら妊めり、夫なきに、何由にしてかも妊めると問えば答えて曰く、麗しき壮夫の、其姓名も知らぬが、毎夕に来て住める間に、自ら懐妊ぬという。是を以て其父母、其人を知らまく欲て、其女に誨えつらくは、赤土を床前に散らし、閇蘇紡麻を針に貫て、其衣の※に刺とをしう。故レ教えし如して、且時に見れば針著たりし麻は、戸の鉤穴より控通り出て、唯遺れる麻は三勾のみなりき。爾即鉤穴より出し状を知て、糸のまにまに尋行しかば、美和山に至りて、神の社に留りにき。故其麻の三勾遺れるに因てなも、其地を美和とは謂ける。