Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
えどまえのつり
江戸前の釣り
三遊亭 金馬
Lisez 江戸前の釣り (えどまえのつり) de 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 106 910 caractères · 214 écrans
子供時分にボウフラ取りという商売人がいて、カヤでミジンコをとったり、ゼンマイのような竹の輪で赤坊という餌をとっていた。これも渋沢氏の文によると享保八年というから、大岡越前守時代の『カセンロク』、寛政度の『譚海』に、釣り専用ミミズの養殖法が出ていると書いておられたが、『西鶴置土産』にもボウフラ取りというのが出てくる。一日かかって銭二十五文に売って帰るが、これは伊勢町の月夜の利左という大尽であったというから、元禄時代から江戸にも餌屋があった。犬公坊で知られた五代将軍綱吉が、「生類憐憫令」というものを出し、大東亜戦争当時と同じように、魚釣りをすると草むしりをさせられたものかもしれない。釣りもできないくらいであるから、餌も豊富にあったので、この餌屋は金魚屋へ売ったのであろう。一七〇九年、宝永六年に綱吉の死後、殺生令を廃し、その反動で魚釣りが盛んになったものであろう。
ぼくは三月ブナの巣ばなれから六月入梅の手長エビまで、ミミズを自分の家で飼っていたことがある。自分で飼った餌は特別可愛く、また親しみのあるものだ。急に釣りに行こうと思うとき、四方かけまわって餌がないというのは実になさけない。