Classiques japonais avec furigana
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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
Lisez 沖縄女性史 (わたしのこどもじぶん) de 伊波 普猷 (いはふゆう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 29 877 caractères · 60 écrans
)をも兼ねるようになりました。こういうように神の霊または生霊死霊を身に憑らしめて言出すことをウジャシュンと申します。こういうところから考えてみると、ユタという語とユンタ(しゃべる)という語との間には内容上の関係があるかもしれません。そのほか彼等は時の吉凶を占ったり人の運命を占ったりするようなこともするので一名物知りともいっています。ユタという語はやや日本語のミコまたは女カンナギに当るから巫という漢字を当てはめたらよいかもしれません。このユタという言葉は『オモロ双紙』や『女官御双紙』のような古い本の中にも一向見当らない言葉で、『混効験集』には「時とりや、占方をするもの、巫女の類也、ゑかとりや、返しの詞、いづれもありきゑとの神歌御双紙に見ゆ」とあります。今日の沖縄語でウラナヒのことをトキウラカタまたはトキハンジといいますが、そのトキということは男カンナギすなわち覡のことであります。この言葉は本県の田舎には今なおのこっています。私はかつてウラナヒの上手な老翁をさしてあの人はコマトキであるというのを聞いたことがあります。しかし今日では、首里・那覇ではトキユタ(巫覡)という熟語を聞くのみでトキという言葉はほとんど死語となってしまいました。