Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ほのおのひと――ゴッホしょうでん――

炎の人――ゴッホ小伝――

三好 十郎

Lisez 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 104 035 caractères · 207 écrans

Aozora Bunko

美が美だけとしてライフから切り離されて追求された所で絵が描かれれば「手品」になる。西洋にも日本にも現在手品じみた絵が多過ぎる。そのことを反省する意味でもゴッホの絵は、今、丹念に振返って見られる必要があると思う。

(「毎日新聞」一九五一年九月五日付)

炎の人

私がゴッホの絵に引きつけられ、彼の一生の足跡から強く動かされたのは、早く十代の中学一二年からのことである。

もともと絵がひどく好きで、青年時代まで画家になるつもりでいた。青年時代に、絵を描くだけではどうしても満たされない飢えのようなものから促されて詩を書き出し、それが発展してやがて劇作に移って行き今日に至っているが、その間も絵を描くことはやめない。時間が充分でないのと持続的に描かないため上達はしない。それに一枚の絵を永くつつくタチなので完成した絵は極く僅かしかない。現在も描いている。原稿を書くために二時間も机に坐っていると頭が痛くなってくるが、頭の痛い時でさえイーゼルに向って絵具をいじっていると三時間ぐらいは夢中に過ぎてしまう。絵画は主として感覚中心の仕事ゆえ、人を酔わせる作用があるからとも思うが、それよりも私という人間が本来ひどく感覚的な人間のためではないかという気がする。